仙台市若林区では、地域の課題や問題に対して、住民と行政が解決に向けて協働して取り組む「若林まちみがき推進事業」を展開していますが、この活動に参加している東北学院大学の動画プロジェクトグループは、地域防犯や街の歴史・文化を広く市民に伝えるため、若林区防犯協会連合会の日頃の活動を取材し、映像に収めています。その模様を紹介します。
〇 東北学院大の学生が「まちみがき推進事業」の一環で若林区防犯協会連合会の活動を紹介
若林区防犯協会連合会では、日頃から若林警察署や若林区役所と連携し、子どもたちの見守り活動や安全で安心な地域社会の実現に向けた街頭キャンペーンを実施しており、7月14日(金)には、朝の通学時間帯に合わせ、仙台市立南材木町小学校及び同八軒中学校前において、子どもの見守り、声がけ活動を、また終了後に、七十七銀行河原町支店及びスーパーワコー前において特殊詐欺被害抑止キャンペーンを実施しました。
住民と行政が地域の課題や問題解決に向けて協働して取り組む「若林まちみがき推進事業」に参加している東北学院大学の動画プロジェクトグループは、地域と行政によるこうした取り組みを広く市民に紹介するため、活動状況の把握に向けて、若林区防犯協会連合会に対して取材の申し入れを行い、防犯協会長へのインタビューや活動への積極的な参加を通して、情報収集と相互交流を行いました。
学生グループは、11月に若林区内で開催予定の「ふるさとまつり」における映像公開に向けて準備を進めており、今後も地域と連携し、地元の魅力を伝える動画の撮影を続けていくことにしています。
※ 写真は東北学院大学動画プロジェクトグループと若林区防犯協会連合会の皆さんによる防犯活動の様子
関係者各位
公益社団法人 宮城県防犯協会連合会は、お盆休暇のため、
令和5年8月11日(金)から令和5年8月16日(水)の間
事務局業務(自転車防犯登録業務及び風俗環境浄化協会業務を含む。)を休業いたします。
ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
令和5年7月28日
公益社団法人 宮城県防犯協会連合会
専 務 理 事
大崎東部地区防犯協会連合会では、古川警察署や大崎市等と連携し、大崎市内の保育園において不審者対応訓練を、また同市内の小、中学校の通学路において防犯パトロールを、それぞれ実施しました。その取組みについて紹介します。
〇 保育園において不審者対応訓練等を実施
大崎東部地区防犯協会連合会では、6月28日(水)、古川警察署と連携し、大崎市の「わかば第三保育園」において、不審者対応訓練及び防犯教室を実施(開催)しました。
不審者対応訓練及び防犯教室には保育園の職員と園児80人が参加し、訓練は「刃物を持った不審者が園内に侵入しようとしている」との想定により実施され、古川警察署員の指導のもと、犯人に対する初動対応、警察への通報、園児の避難誘導及び刺股による犯人の制圧等の訓練を実施しました。
また防犯教室では、警察や防犯協会の職員から、園児に対して防犯標語「いかのおすし」による防犯講話があったほか、職員に対して犯人との間合いの取り方や刺股を使用した不審者への対処要領等について実技指導を受けました。
訓練終了後、園長から「標語による講話や刺股の実技指導は分かりやすかった。緊張感を持った訓練が実施できた」との感想が寄せられるなど、有意義な訓練となりました。
〇 小中学校通学路における防犯パトロールを実施
大崎東部地区防犯協会連合会では、7月3日(月)、防犯実働隊三本木分会が中心となり、古川警察署及び大崎市三本木総合支所と連携し、13人が参加して大崎市立三本木小学校及び同中学校の通学路を重点に、防犯パトロールを実施しました。
活動は青色回転灯付き防犯パトロール車を先頭に、参加者が通行人に対して、犯罪の被害防止に向けた各種取組みについて直接訴えたほか、小、中学校の正門前では、児童、生徒にインターネットの安全利用に向けた合言葉「ジョイフル」のリーフレット入りのポケットテッシュを配布し、インターネットの安全利用を呼び掛けました。
三本木中学校前での取組みでは、校長から「防犯協会のパトロール活動に感謝している。今後も犯罪抑止に向けて、関係機関と連携して、さまざまな活動に取り組んでいきたい」との労いと感謝の声が寄せられました。
※ 大崎市内 保育園における不審者対応訓練
※ 大崎市内 通学路における防犯パトロール
宮城県風俗環境浄化協会(以下「県風俗環境浄化協会」)は7月25日(火)、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(以下「風営適正化法」)の規定に基づき、仙台市において、風俗営業管理者39人の出席を得て、令和5年度第2回風俗営業管理者講習会(以下「管理者講習会」)を開催しました。その内容について紹介します。
〇 宮城県風俗環境浄化協会が風俗営業管理者講習会を開催
宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)は風営適正化法の規定に基づき、宮城県公安委員会から風俗環境浄化協会の指定を受け、風俗環境の浄化並びに健全育成に向けた事業を行っていますが、その一環として、7月25日(火)、仙台市青葉区の戦災復興記念館において管理者講習会を開催しました。
講習会には、主に仙台市及びその周辺市町で風俗営業(まあじゃん店、ゲーム場)を運営する店舗の管理者39人が出席し、はじめに県風俗環境浄化協会(県防連)の専務理事が風俗営業管理者制度の概要について説明したのち、宮城県警察本部生活安全企画課、(公財)宮城県暴力団追放推進センター及び県風俗環境浄化協会の担当者がそれぞれ「適切な風俗営業について」「暴力団の壊滅に向けて」「管理者業務の実施要領について」と題して講義を行いました。
風俗営業の管理者は風営適正化法の規定により、概ね3年に1回、管理者講習を受講することが義務付けられており、出席者は風俗営業を取り巻く最新の情勢や留意事項を知ることで、健全営業に向けた認識を新たにしていました。
なお、県風俗環境浄化協会では本年度、県内で7回の管理者講習を計画しており、次回(第3回)は8月30日(水)、今回と同じ仙台市の戦災復興記念館において、主に仙台市内でまあじゃん店を営む店舗の管理者を対象に開催する予定です。
管理者講習会に関するお問い合わせは、県風俗環境浄化協会(県防連、TEL022-355-7401)までお願いします。
※ 管理者講習会の様子
7月11日(火)、仙台市内において、少年警察ボランティア団体による令和5年度の宮城県大会が開催されました。その状況について紹介します。
〇 令和5年度「少年警察ボランティア宮城県大会」の開催状況
宮城県警察と宮城県少年補導員協会が主催し、県内で少年の非行防止や健全育成を図る目的で活動している、少年警察ボランティア団体による令和5年度の宮城県大会が、7月11日(火)、仙台市青葉区の仙台市シルバーセンターで開催されました。
大会では第1部として、少年非行防止活動等で功績のあった団体及び個人に対し、それぞれ全国表彰、東北管区表彰及び宮城県表彰の伝達があり、次に主催者を代表して原幸太郎警察本部長と竹田英子少年補導員協会長が挨拶し、続いて、庭野賀津子公安委員会委員長と今大会を後援した(公社)宮城県防犯協会連合会の姉歯和郎会長が祝辞を述べました。
続く第2部では、元栗原市立築館中学校長の髙橋
※ 少年警察ボランティア活動功労で表彰を受けた方々
※ 主催者挨拶(左 警察本部長、右 少年補導員協会長)
※ 来賓挨拶(左 公安委員長、右 県防犯協会連合会長)
仙台市若林区防犯協会連合会の南材地区防犯協会では、6月15日(木)、若林警察署等と連携し、15人が参加して銀行、スーパーマーケット及びコンビニエンスストアの駐車場において、特殊詐欺被害抑止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。その内容について紹介します。
〇 南材地区防犯協会が特殊詐欺被害抑止に向けた広報啓発活動を実施
この活動は、南材地区防犯協会の防犯指導隊や女性部が若林警察署と連携し、七十七銀行河原町支店、スーパーワコー河原町店及びファミリーマート河原町店の協力を得て実施したもので、合計で15人が参加しました。
この活動は南材地区防犯協会が、2ヶ月に一度の年金支給日に合わせて実施しているもので、前回同様、参加者が銀行やスーパーマーケットを利用する高齢者を重点に、チラシや防犯グッズを配布しながら「不審電話に対する対応要領」「留守番電話や撃退機能付き電話機の有効活用」等について呼び掛けを行いました。
また、近くを通る幹線道路、通称「昭和市電通り」では、「特殊詐欺注意」と書かれたのぼり旗を数種類掲出し、通行する車両のドライバーに、被害防止に向けた注意喚起を行いました。
当日は店舗を利用する多くの市民がチラシやグッズの受領に応じたほか、呼び掛けに反応するドライバーも多く見られるなど、特殊詐欺被害の抑止に向けて有意義な活動となりました。
※ 写真左から、 七十七銀行河原町支店、ファミリーマート河原町店及び昭和市電通りにおける取組み
宮城県風俗環境浄化協会(以下「県風俗環境浄化協会」)は6月21日(水)、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(以下「風営適正化法」)の規定に基づき、大崎市において、風俗営業管理者28人が出席して令和5年度第1回風俗営業管理者講習会(以下「管理者講習会」)を開催しました。その内容について紹介します。
〇 宮城県風俗環境浄化協会が風俗営業管理者講習会を開催
宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)は風営適正化法の規定に基づき、宮城県公安委員会から風俗環境浄化協会の指定を受け、風俗環境の浄化並びに健全育成に向けた事業を行っていますが、その一環として、6月21日(水)、大崎市の大崎生涯学習センターにおいて管理者講習会を開催しました。
講習会には、主に大崎市や登米市等で風俗営業(遊技業)を営む店舗の管理者28人が出席し、はじめに県風俗環境浄化協会(県防連)の専務理事が風俗営業管理者制度の概要について説明したのち、宮城県警察本部生活安全企画課、(公財)宮城県暴力団追放推進センター及び県風俗環境浄化協会の担当者がそれぞれ「適切な風俗営業について」「暴力団の壊滅に向けて」「管理者業務の実施要領について」と題して講義を行いました。
風俗営業の管理者は風営適正化法の規定により、概ね3年に1回、管理者講習を受講することが義務付けられており、出席者は風俗営業を取り巻く最新の情勢や留意事項を知ることで、健全営業に向けた認識を新たにしていました。
なお、県風俗環境浄化協会では本年度、県内で7回の管理者講習を計画しており、来月以降は仙台市で、接客業、遊技業を対象に計6回開催する予定です。
管理者講習会に関するお問い合わせは、県風俗環境浄化協会(県防連、TEL022-355-7401)までお願いします。
※ 風俗営業管理者講習会の様子
大崎東部地区防犯協会連合会では、古川警察署や地域の行政区等と連携し、大崎市内の小中一貫校において防犯訓練を、また同市内の小学校において、地域ボランティア団体との対面式をそれぞれ開催しました。その取組みについて紹介します。
〇 大崎市立古川西小中学校において防犯訓練等を実施
大崎東部地区防犯協会連合会では、5月26日(金)、古川警察署と連携し、小中一貫校の大崎市立古川西小中学校において、不審者対応訓練及び防犯教室を開催しました。
訓練は学校から教職員と児童・生徒約380人が参加し、「校舎内に刃物を持った不審者が侵入した」との想定により、古川警察署員の指導のもと、犯人に対する初動対応、警察への通報、児童・生徒の避難誘導及び刺股による犯人の制圧等の訓練を実施しました。
また、訓練終了後、防犯教室を開催し、同署員から防犯標語「いかのおすし」の確認、防犯ブザーの使い方及びネットランチャーを使用した不審者への対処要領について指導を受けました。
訓練及び防犯教室では、警察や防犯協会の職員から、事件発生時の迅速な通報、児童・生徒の避難誘導、犯人との間合いの取り方及び防犯ブザーの活用方法等について確認したほか、警察官から刺股の操作要領について実技指導を受けるなど、大変有意義な講習となりました。
〇 大崎市立沼部小学校においてボランティア団体との対面式を実施
大崎東部地区防犯協会連合会では、5月29日(月)、古川警察署や地元の行政区等と連携し、大崎市立沼部小学校において、ボランティア団体との対面式及び研修会を開催しました。
大崎市田尻沼部地区の「ふるさとまもる隊」は、同地区の行政区から選出された隊員により結成され、2006年から活動しているボランティア団体で、主に同小学校の下校時間に合わせて、児童の見守り活動や校区内の防犯パトロールを実施しています。
今年度も同地区の16行政区から85人の隊員が選出され、新隊員40人と沼部小学校の児童217人との対面式が同小学校で開催されましたが、式では、まもる隊の代表から「子どもたちのことは、地域ぐるみで見守ります」と挨拶があり、それに対し、児童の代表が「安心して通学できるのは、皆さんのおかげです」と感謝の言葉を述べました。
また、対面式終了後、まもる隊の隊員を対象に研修会を開催し、古川警察署員から同署管内で発生している子どもや女性を対象とした犯罪の現状や児童見守り活動時の留意点等について説明がありました。
まもる隊は今後、概ね週4日、揃いの蛍光色ジャンパーを着用し、2人1組で通学路や危険箇所の見守り活動及び防犯パトロールを実施する予定です。
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※ 大崎市立古川西小中学校における防犯訓練(左)及び防犯教室(右)
※ 大崎市立沼部小学校における対面式(左)及び防犯教室(右)
県内の5大学(東北大学、東北福祉大学、東北学院大学、仙台大学、石巻専修大学)に在籍する40人の大学生で構成する少年健全育成ボランティア「ポラリス宮城」は、6月16日(金)、22人が出席して仙台市青葉区の宮城県警察本部において、令和5年度の結団式を開催しました。
「ポラリス宮城」は警察や自治体、少年補導員協会等と連携し、街頭補導活動、立ち直り支援活動及び社会参加活動等を通して少年の健全育成精神の普及や防犯精神の向上を図ることを目的に活動している団体で、県防犯協会連合会(以下「県防連」)では、その活動を積極的に支援しています。
結団式では初めに、本年度「ポラリス宮城」に登録した大学生が紹介され、代表に腕章が貸与されたのち、宮城県警察本部の山田代幸生活安全部長が挨拶し、続いて県防連の姉歯和郎会長と県少年補導員協会の竹田英子会長が祝辞を述べました。
また、「ポラリス宮城」を代表し、東北福祉大学4年生の益田優子さんが決意表明を行い、今年度に予定している街頭活動、社会参加活動等を積極的に実施していくことを宣言しました。
今後「ポラリス宮城」は、県内の各地域において、各ボランティア団体等と協力し、少年の健全育成に向けた諸活動を実施しますが、その結果は年間総括として、年度末に活動報告会を開催して報告する予定です。
<ポラリス宮城>
「ポラリス宮城」は少年の非行防止や健全育成活動に意欲と熱意のある大学生をボランティアとして登録し、街頭活動や社会参加活動等の支援を通して少年の健全育成に貢献することを目的に、平成16年から活動しています。
「ポラリス」とは星座の北極星を意味し、以前、北極星が航海時の道標であったように、「少年たちの道標として輝くボランティアでありたい」との願いから命名されました。
※ 写真左から 山田生活安全部長、姉歯会長、竹田会長 挨拶
※ 写真左から ポラリス団員紹介、代表決意表明
大河原地区防犯協会連合会では、春の地域安全運動期間中(4月15日~5月14日)、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、関係機関と連携し、町内における防犯パレードや特殊詐欺被害防止機能付き録音機の普及に取り組みました。
今回はその取組みについて紹介します。
大河原地区防犯協会連合会では、春の地域安全運動期間中、大河原地区防犯指導隊、大河原町役場及び大河原警察署と連携し、役場の敷地に地域安全運動啓発用の横断幕や特殊詐欺被害防止を呼びかけるのぼり旗を掲出して町民の防犯意識の向上を図るとともに、防犯指導隊員と役場職員が青色回転灯付き防犯パトロール車(以下「青パト」)を運用し、町内の防犯パトロールを実施しました。
また、大河原町では特殊詐欺被害から高齢者を守るため、町内に居住する65歳以上の住民が居住する世帯を対象に、希望者に簡易型自動電話録音機(通称「録音チュー」)を無料で配布する事業を開始し、地域安全運動期間中、希望した10世帯に機器を提供しました。
大河原町では各種犯罪の未然防止に向けて、官民が一体となって、こうしたパトロール活動や見守り活動を継続して実施することとしています。
※ (写真左から大河原町役場に設置した横断幕、青パトによる町内パトロール及び簡易型自動電話録音機(通称「録音チュー」)