気仙沼地区防犯協会連合会加盟の各地区防犯協会では、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、それぞれが工夫を凝らし、様々な活動を実施しました。
今回はその取組みについて紹介します。
気仙沼地区防犯協会連合会には気仙沼市内に組織されている23の防犯協会(単協)が加盟していますが、川内防犯協会(気仙沼市本吉町)、馬籠防犯協会(同)及び唐桑町南部防犯協会(気仙沼市唐桑町)では、運動期間中、警察、自治体、町内会等の関係機関と連携し、防犯パトロールや子どもたちの見守り活動に取り組みました。
主な活動について紹介します。
〇 川内防犯協会(気仙沼市本吉町)及び馬籠防犯協会(同)による防犯パトロール
※ 川内防犯協会(写真左)及び馬籠防犯協会(同右)による防犯パトロール
〇 唐桑町南部防犯協会(気仙沼市唐桑町)による防犯パトロール及び見守り活動
※ 唐桑町南部防犯協会による防犯パトロール(写真左)及び見守り活動(同右)
〇 若林区防犯協会連合会の取組み
若林区防犯協会連合会の南材地区防犯協会では、5月16日(火)、女性部と防犯指導隊が中心となり、自治体や企業等と連携し、64人が参加して各種犯罪の抑止に向けた町内の防犯パトロールを実施しました。
活動は約20人づつ3班に分かれ、若林区の南材木町小学校と八軒中学校の学区内を重点に、「安全安心街づくり」及び「特殊詐欺被害防止」を呼び掛ける横断幕とのぼり旗を掲出し、通行人に対してチラシを配布しながら街頭パトロールを実施しました。
また、南材地区防犯協会では、「きれいな街には犯罪が起こりにくい」との理念から、パトロールに合わせた路上ごみの回収や落書き除去など、環境美化活動を積極的に実施しており、今後も犯罪抑止に向けて、関係機関、団体と連携して、こうした活動に継続的に取り組んでいくことにしています。
※ 活動に参加した団体(敬称略)
南材地区防犯協会防犯指導隊、同女性部、若林警察署、若林区役所、仙台市社会福祉協議会若林事務所、若林区内各町内会、仙台市立南材木町小学校、同八軒中学校、弘進ゴム(株)
※ 防犯パトロールの様子(写真左) 環境美化活動の様子(写真右)
(公社)宮城県防犯協会連合会は、5月10日(水)午後1時30分から、宮城県多賀城分庁舎において、理事5名、監事3名が出席して「令和5年度第1回理事会」を開催しました。
理事会は姉歯和郎会長の挨拶に続き、専務理事と事務局長から、第1号議案「令和4年度事業報告並びに収支決算について」、第2号議案「理事、監事候補者の承認について」及び第3号議案「通常総会の招集について」の3議案について概要説明を行ったのち、質疑を経て採決が行われ、いずれの議案も原案どおり承認されました。
また、会長と専務理事から、前回の理事会以降の職務執行状況について報告があったほか、事務局から5月30日、通常総会後に開催する臨時理事会についての説明がありました。
なお通常総会には、本日の理事会で承認された第1号議案と第2号議案が議案として提出されるほか、臨時理事会では通常総会で新たに選出された理事の中から、会長、副会長及び専務理事を選任するための審議等を行う予定です。
第1回理事会の開催状況
(公社)宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)では、4月25日(火)県防連の事務所において、令和4年度の監事監査を受監しました。
監査は専務理事から令和4年度における県防連の事業報告、事務局長から収支決算報告を行ったのち、3人の監事が当該年度に係る会計帳簿や関係する資料を閲覧し、業務及び財産の執行状況について調査を行いました。
監査結果として、監事から
〇 事業報告については、法令及び定款に従い実施しており、不正な行為や法令違反は認められない。
〇 計算書類及び付属明細書については、県防連の財産及び損益の状況を適正に表示している。
との講評があり、監査を終了しました。
この結果については、5月10日に開催予定の「令和5年度第1回理事会」及び5月30日に開催予定の「令和5年度通常総会」において、監事から報告されます。
〇 監事監査の様子
最近、宅配業者等を装い玄関から強引に侵入したり、窓ガラスを破壊して住宅に押し入る等、巧妙かつ悪質な手口による強盗事件が全国で発生しています。
事件の発生を受けて、全国の警察が住民に向けて発信している防犯情報を紹介します(一部、県防連が加筆)。
防犯対策を講じるうえでの参考にしてください。
<防犯情報>
1 在宅時でも必ず施錠するなど、戸締りを徹底して下さい。
2 訪問者に対しては、不用意にドアを開けることなく、ドアスコープやインターホンで相手を確認して下さい。
3 来訪者に対しては、ドアロックやドアチェーンをしたまま対応して下さい。
4 外出先から帰宅した際には、背後や周囲に人がいないか確認して下さい。
5 電話等で在宅状況、家族の状況、資産状況を聞かれても答えないで下さい。
6 自宅には必要以上の現金を置かないで下さい。
7 不審を感じた場合は、ためらうことなく110番通報して下さい。
8 防犯性能の高い建物部品(錠、ドア、ガラス、防犯フィルム、シャッター等)を活用して下さい。
9 防犯設備機器(防犯カメラ、センサー付きライト、テレビ付きインターホン等)を活用して下さい。
10 常に緊張感を・・・「自分は大丈夫」は禁物です。
(資料提供 警察庁生活安全局生活安全企画課)
(公社)宮城県防犯協会連合会は、3月24日(金)午前11時から、宮城県多賀城分庁舎において、理事6名、監事3名が出席して「令和4年度第2回理事会」を開催しました。
理事会は姉歯和郎会長の挨拶に続き、事務局から提案のあった第1号議案「令和5年度事業計画並びに収支予算」、第2号議案「資金調達及び設備投資の見込み」、第3号議案「事務局職員の採用」、第4号議案「賛助会員の入会承認」の4議案について、専務理事が概要説明を行ったのち質疑を経て採決が行われ、いずれの議案も原案どおり承認されました。
なお、県防連の今後の日程については、4月25日(火)の「令和4年度監事監査」、5月10日(水)の「令和5年度第1回理事会」を経て、5月30日(火)仙台市青葉区のホテル白萩において「令和5年度通常総会」を開催することとしています。
※ 「令和4年度第2回理事会」の様子
公益社団法人 宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)では宮城県警察本部少年課(以下「県警少年課」)と連携し、児童に対する性的搾取被害防止に向けた広報用のテーブルフラッグ「お子様の笑顔を大切にします」を作成し、宮城県内のホテル、旅館のフロントに設置して、広く県民に被害防止を呼び掛けていくこととしました。
〇性的被害防止に向けた広報用テーブルフラッグを贈呈
この取組みは宮城県ホテル旅館生活衛生同業組合(以下「県ホテル旅館組合」)の協力を得て実施するもので、2月24日(金)、仙台市内のホテルモントレ仙台において、関係者が出席してフラッグの贈呈式が行われました。
贈呈式には県防連から姉歯和郎会長、県警少年課から高橋幸浩課長、県ホテル旅館組合から佐藤勘三郎理事長ほか各団体の関係者が出席し、姉歯会長の挨拶に続いて佐藤理事長にフラッグが手渡され、会長から理事長にホテル、旅館のフロント等での設置を要請しました。
贈呈式の終了後、報道機関の取材に応じた佐藤理事長から「早速、フラッグを組合に加盟している県内のホテル、旅館に配布し、フロントに掲示して児童の性的被害防止に協力したい」とのコメントがありました。
※ 県防連が県ホテル旅館組合に贈呈し掲示を依頼したテーブルフラッグ
一般財団法人 日本宝くじ協会(以下「宝くじ協会」)から公益財団法人 全国防犯協会連合会(以下「全防連」)が寄贈を受けた青色回転灯付き防犯パトロール車(以下「青パト」)が七ヶ浜町防犯協会に配備されることになり、その引渡式が3月6日(月)、関係者が出席して七ヶ浜町役場において行われました。その概要について紹介します。
〇 七ヶ浜町防犯協会への青パト引渡式を開催
青パトは宝くじ協会の「公益事業に対する助成要綱」に基づき、同協会が全防連に寄贈し、さらに全防連から公益社団法人 宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)が無償譲渡を受けて、今回、七ヶ浜町防犯協会に配備されたものです。
3月6日(月)、七ヶ浜町役場で行われた青パトの引渡式には、県防連から会長及び専務理事、七ヶ浜町防犯協会から会長(七ヶ浜町長)及び副会長、さらに来賓として塩釜警察署長が出席し、県防連会長の挨拶、七ヶ浜町防犯協会長からの謝辞に続き、県防連会長から七ヶ浜町防犯協会長にゴールデンキーが手渡されました。
新たに青パトを受領した七ヶ浜町防犯協会では、「青パトのブルーは七ヶ浜町の海の色とマッチする。積極的にパトロールを実施して犯罪の抑止に努めたい」と決意を新たにしていました。
※ 県防連会長から七ヶ浜町防犯協会長へのゴールデンキーの引渡し(写真左)と式典出席者(写真右)
遠田地区防犯協会連合会では、2月14日(火)、遠田警察署及び涌谷町役場と連携し、15人が参加してスーパーマーケット前において、特殊詐欺被害抑止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。その内容について紹介します。
〇 遠田地区防犯協会連合会が特殊詐欺被害抑止に向けた広報啓発活動を実施
遠田地区防犯協会連合会では、2月14日(火)、遠田警察署や涌谷町役場と連携し、イオンスーパーセンター涌谷店の協力を得て、合計で15人が参加して、店舗の駐車場等において特殊詐欺被害抑止等に向けた防犯キャンペーンを実施しました。
この活動は遠田地区防犯協会連合会が年金支給日に合わせて実施したもので、参加者が店舗の来店者に対して、チラシや防犯グッズ、さらにバレンタインデーに因んでチョコレートを配布しながら特殊詐欺被害抑止や飲酒運転の撲滅等について呼び掛けを行いました。
当日は多くの買物客がチラシやグッズを受け取り、特殊詐欺被害の実態や飲酒運転による事故の深刻さに対する認識を新たにしたほか、危機感を持った市民から、「特殊詐欺も飲酒運転も必ずなくさなければならない。チラシを読んで家族で話し合ってみたい」などの感想が聞かれました。
※ 遠田地区防犯協会連合会の取組みの様子
大崎東部地区防犯協会連合会では2月18日(土)、古川警察署の協力を得て、防犯協会員向けの研修会を開催しました。その様子を紹介します。
〇 大崎東部地区防犯協会連合会が防犯研修会を開催
大崎東部地区防犯協会連合会では、全国的に特殊詐欺被害が多発している中、市民に対する防犯キャンペーン等を行う機会も多いことから、特殊詐欺に関する正しい知識を習得し、被害防止に向けた広報活動に生かしていくため、2月18日(土)、古川警察署員を講師に招き防犯協会員向けの研修会を開催しました。
研修会には大崎東部地区防犯協会連合会の各地区防犯協会から40人が参加し、講師を務めた古川警察署生活安全課の生活安全係長から特殊詐欺被害の現状、多発している還付金詐欺・預貯金詐欺の手口及び被害防止に向けたアドバイス等について説明を受けました。
研修は生活安全係長の講話のほか、署員による寸劇(実演)やDVDを活用して行われ、、参加した会員から「特殊詐欺の形態や被害防止に向けた対策について分かりやすく説明してもらった」「今日の内容を今後の広報活動に生かしたい」などの感想が聞かれ、有意義な研修会になりました。
※ 防犯研修会の様子(写真左)と大崎東部地区防連が広報活動に活用しているグッズ(写真右)