宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)が事務局を担当している防犯指導隊連絡協議会では、令和6年10月3日(木)、多賀城市の多賀城市文化センターにおいて、県防連及び県内各地区防犯指導隊から計25名が出席し、宮城県防犯指導隊連絡協議会会員協議会(以下「協議会」)を開催しました。
協議会は、各地区における防犯指導隊活動の活性化を図るため、これまで2年に1回開催していましたが、コロナ感染症の影響を考慮して、平成31年4月を最後に集合形式での会合を見送り、今回、5年ぶりに会員が一堂に会しての開催となりました。
協議会では、はじめに事務局を代表して、県防連の岡崎晃専務理事が挨拶し、これまでの経緯や開催の趣旨等について説明したのち、来賓として当協議会の顧問である警察本部の山田代幸生活安全部長と塩釜警察署の高嶋文智署長から祝辞をいただきました。
議案の審議では、新たな役員の選出を行い、会長に仙台北地区防犯協会連合会の吉見宏氏、副会長に石巻地区防犯協会連合会の黒須壽幸氏、遠田地区防犯協会連合会の安住伸氏、白石地区防犯協会連合会の我妻孝男氏の3氏を互選したほか、定款に基づき、会長が仙台中央地区防犯協会連合会の梅津聡氏、泉地区防犯協会連合会の小野寺葉子氏、気仙沼地区防犯協会連合会の村上佳市氏、栗原市若柳地区防犯協会連合会の金誠一氏、角田地区防犯協会連合会の庄司久男氏の5氏に評議委員を委嘱しました。
任期はいずれも令和8年3月31日までとなります。
また、役員選出後の研修では、警察本部生活安全企画課の三浦秀一犯罪抑止指導官が「最近の犯罪情勢と防犯指導隊活動の活性化方策について」と題して講話を行い、出席者は今後の防犯指導隊活動の参考にすべく、熱心に耳を傾けていました。
※ 写真左から吉見会長による議事進行、協議会の様子、三浦犯罪抑止指導官による講話
※ 写真左から岡崎専務理事の挨拶、山田生活安全部長及び高嶋塩釜警察署長の祝辞
関係者各位
事務局業務の休止について
(公社)宮城県防犯協会連合会は、「全国地域安全運動宮城県大会」のため
令和6年10月10日(木)の事務局業務を終日休止
します(自転車防犯登録業務及び風俗環境浄化協会業務を含む)
ご理解の程、よろしくお願いいたします
令和6年10月1日
公益社団法人 宮城県防犯協会連合会
宮城県風俗環境浄化協会(以下「県風俗環境浄化協会」)は9月25日(水)、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(以下「風営適正化法」)の規定に基づき、風俗営業(接待飲食等営業)に従事する管理者30人を集め、令和6年度第4回風俗営業管理者講習会(以下「管理者講習会」)を開催しました。その内容について紹介します。
宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)は風営適正化法の規定に基づき、宮城県公安委員会から風俗環境浄化協会の指定を受け、風俗環境の浄化並びに健全育成に向けた事業を行っていますが、その一環として、9月25日(水)、仙台市青葉区の戦災復興記念館において管理者講習会を開催しました。
講習会には、仙台市のほか、岩沼市、名取市等において接待飲食業を営む店舗の管理者30人が出席し、はじめに県風俗環境浄化協会(県防連)の専務理事が風俗営業管理者制度について説明したのち、宮城県警察本部生活安全企画課、(公財)宮城県暴力団追放推進センター、県風俗環境浄化協会及び宮城労働基準監督署の担当者が、それぞれ「適切な風俗営業」、「暴力団の壊滅」、「管理者業務の実施要領」及び「風俗営業における労働基準法のポイント」について講習を行いました。
風俗営業に従事する管理者は、風営適正化法の規定により、概ね3年に1回、管理者講習を受講することが義務付けられており、出席者は風俗営業を取り巻く最新の情勢や留意事項を知ることで、健全営業に向けた認識を新たにしていました。
なお、県風俗環境浄化協会では本年度、県内で7回の管理者講習会を計画しており、今後は仙台市で合計3回(11月、12月、7年2月)開催する予定です。
管理者講習会に関する問い合わせは、県風俗環境浄化協会(県防連、TEL022-355-7401)までお願いします。
※ 第4回管理者講習会の様子
(公社)宮城県防犯協会連合会と宮城県警察では、令和6年度「全国地域安全運動 防犯作文・ポスター審査会」を開催しました。その概要を紹介します。
全国の防犯協会と警察では、例年10月11日を「安全安心まちづくりの日」に指定し、同月11日から20日までの10日間、「全国地域安全運動」を実施していますが、この運動に合わせ、(公社)宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)と宮城県警察(以下「県警察」)では、青少年の健全育成と地域社会における安全思想の浸透を目的に、小学校、中学校及び高等学校の児童、生徒から防犯作文と防犯ポスターを募集し、今年度は防犯作文は小学校と中学校から合計4作品、防犯ポスターは小学校、中学校及び高等学校から各地区の審査を通過した合計64作品の応募がありました。
防犯作文については、部外審査員の仙台市教育センター指導主事 畠山暢世氏、県警察の高橋哲夫生活安全企画課長及び県防連の岡崎晃専務理事等8人によって書面審査の形式で行われ、中学校の部の三浦蒼海さんの作品が最優秀に選ばれたほか、防犯ポスターについては、8月20日(火)、警察本部において審査会を開催し、部外審査員の東北生活文化大学講師 佐々木晃氏、県警察の山田代幸生活安全部長及び県防連の姉歯和郎会長等15人による審査の結果、小学校の部では新田芽以さん、中学校の部では遠藤芽衣さん、高等学校の部では千葉真那果さんの作品が最優秀に選ばれました。
その他、小学校の部から2作品、中学校の部から16作品、高等学校の部から8作品が優秀作品に、また、小学校の部から2作品、中学校の部から5作品、高等学校の部から4作品が佳作に選ばれました。
防犯ポスターの審査終了後、 佐々木講師と生活安全部長から講評があり、両氏から「いずれの作品も力作ぞろいで甲乙つけがたく、優秀作品を選考するのに苦労しました」との話がありました。
最優秀に選ばれた作文とポスターは県防連ホームページ及び広報誌「防犯みやぎ」に掲載されるほか、防犯広報用のポスターやカレンダーに活用される予定です。
※ 写真上段、左から県防連会長挨拶、生活安全部長及び部外講師の講評
※ 写真中段、審査の様子
※ 写真下段、左から小学校、中学校、高等学校各部門の最優秀作品
大崎東部地区防犯協会連合会では、8月30日(金)、大崎市古川の「わかば第二保育園」で実施した不審者対応訓練及び防犯教室に参加しました。
この訓練は、わかば第二保育園が古川警察署と連携して実施したもので、保育園から職員と園児80人が参加し、「園内に刃物を持った不審者が侵入した」との想定により、犯人に対する初動対応、警察への通報及び園児の避難誘導等の要領について確認したほか、古川警察署の生活安全係長から、犯人の制圧に有効なツールである刺股やネットランチャーの使用方法について説明を受けました。
その後に行われた職員や園児に対する防犯教室では、不審者への対応要領について、係長から防犯標語「いかのおすし」のボードを活用した講話がありました。
訓練及び防犯教室では、警察や防犯協会の関係者から、事件の未然防止と発生時の具体的な対応要領について指導を受けたほか、刺股やネットランチャーの操作要領について実技講習を受けるなど、有意義な訓練となりました。
※ わかば第二保育園で実施した不審者対応訓練及び防犯講話
宮城県風俗環境浄化協会(以下「県風俗環境浄化協会」)は8月27日(火)、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(以下「風営適正化法」)の規定に基づき、大河原町において、風俗営業(接待飲食等営業)に従事する管理者21人が出席し、令和6年度第3回風俗営業管理者講習会(以下「管理者講習会」)を開催しました。その内容について紹介します。
宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)は風営適正化法の規定に基づき、宮城県公安委員会から本県における風俗環境浄化協会の指定を受け、風俗環境の浄化並びに健全育成に向けた事業を行っていますが、その一環として、8月27日(火)、大河原町の大河原町中央公民館において管理者講習会を開催しました。
講習会には、大河原町のほか、白石市、角田市、柴田町等、主に県南部において接待飲食業を営む店舗の管理者21人が出席し、はじめに県風俗環境浄化協会(県防連)の専務理事が風俗営業管理者制度の概要について説明したのち、宮城県警察本部生活安全企画課、(公財)宮城県暴力団追放推進センター及び県風俗環境浄化協会の担当者がそれぞれ「適切な風俗営業について」「暴力団壊滅に向けて」「管理者業務の実施要領について」の講習を行ったほか、宮城労働基準監督署の担当者が、風俗営業における労働基準法のポイントについて説明しました。
風俗営業に従事する管理者は、風営適正化法の規定により、概ね3年に1回、管理者講習を受講することが義務付けられており、出席者は風俗営業を取り巻く最新の情勢や留意事項を知ることで、健全営業に向けた認識を新たにしていました。
なお、県風俗環境浄化協会では本年度、県内で7回の管理者講習会を計画しており、今後は仙台市で合計4回(9月、11月、12月、7年2月)開催する予定です。
管理者講習会に関するお問い合わせは、県風俗環境浄化協会(県防連、TEL022-355-7401)までお願いします。
※ 管理者講習会の様子
仙台北地区防犯協会連合会では、夏の地域安全運動及び小、中、高校の学校の夏休み期間に合わせ、各種犯罪被害防止に向けた防犯パトロールを実施しました。その内容について紹介します。
この活動は、仙台北地区防犯協会連合会の桜ヶ丘地区防犯協会が、夏休み(夏の安全運動)期間中における児童、生徒の犯罪被害の防止に向けて、桜ヶ丘駐在所等と連携して複数回実施したもので、公園や通学路の周辺に「防犯のぼり旗」を掲出し、パトロールでは子供たちに対して積極的に声がけを行い、各種事故防止を呼びかけました。
また、8月17日(土)に仙台市立桜丘小学校で開催された夏祭り花火大会では、桜ヶ丘地区防犯協会が焼き肉店を出店し、商品販売と併せてチラシ等を活用して犯罪抑止を呼びかけるなど、防犯協会の活動への理解を高める上で有意義な活動となりました。
夏の地域安全運動の期間中、防犯協会、警察等が協力して犯罪被害の抑止に向けた警戒活動に取り組んだ結果、管内において大きな事故の発生はなく夏休みは終了しました。
※ 防犯パトロール及び夏祭りにおける防犯広報の様子
泉地区防犯協会連合会では、夏の地域安全運動及び小、中、高校の学校の夏休み期間に合わせ、各種犯罪被害防止に向けた防犯パトロールを実施しました。その内容について紹介します。
この活動は、泉地区防犯協会連合会の泉東部地区防犯協会と同地区の町内会が、夏休み期間中における児童、生徒の犯罪被害の防止に向けて、泉警察署等と連携して実施したもので、公園、集会所の周辺に広報啓発用の「防犯のぼり旗」を掲出し、7月25日(木) は泉交番及びポリスサポーターとの合同での夜間パトロール、8月3日(土)と17(土)は女性部による昼間パトロールを実施しました。夜間パトロールでは「見せる警戒」を重点に実施し、併せて犯罪を誘発しかねない街路灯の異常の有無や夜間の路上駐車の状況等について調査し情報共有したほか、昼間パトロールでは、公園等子供の集合場所において、女性目線での安全確認を行いました。
また、7月27日(土)と8月3日(土)、泉区鶴が丘地区で開催された夏祭りでは、泉交番及び町内会と連携し、祭りの円滑な運営と来場者の安全確保を目的に、会場での誘導や警戒等の業務に従事しました。
地域安全運動の期間中、防犯協会、町内会及び警察等が協力して警戒活動を行った結果、管内において大きな事故の発生はなく夏休みは終了しました。
※ 泉地区防犯協会連合会の夏の地域安全運動期間における取組み
白石地区防犯協会連合会では、8月10日(土)、特殊詐欺被害抑止等に向けた防犯キャンペーンを実施しました。その内容について紹介します。
この活動は、白石地区防犯協会連合会の福岡防犯協会・長袋防犯実働隊が中心となり、夏の地域安全運動に合わせて実施したもので、関係者20人が参加しました。
この日の取組みではキャンペーンに先立ち、参加者の一部が青色回転灯付き防犯パトロール車(青パト)を活用して、白石市内を巡回しながら犯罪被害防止に向けて注意喚起を行ったほか、スーパーヤマザワ白石北店の協力を得て実施したキャンペーンでは、来店客に対して防犯チラシやグッズを配布しながら、特殊詐欺被害抑止や万引き防止を呼びかけました。
当日は多くの来店客がチラシやグッズの受領に応じたほか、活動の参加者に激励の声が寄せられるなど、犯罪抑止の効果はもとより、防犯協会の活動への理解を高める上で有意義な活動となりました。
※ 青パトによるパトロールと防犯キャンペーンの様子
仙台中央地区防犯協会連合会では、7月31日(水)、仙台中央警察署、青葉区役所及び管内の防犯、交通ボランティア団体と連携し、違法客引きの禁止や飲酒運転の防止に向けたキャンペーン「千代つづく安全安心な街づくり作戦」を実施しました。その内容について紹介します。
この活動には各機関から合計74名が参加し、開始に先立ち青葉区元鍛冶丁公園において開催された出発式では、仙台中央警察署の板宮伸司署長が挨拶し、続いて警察官と出席者が数名づつの班に分かれ、国分町2丁目や一番町4丁目地区の飲食店を訪問し、用意したチラシやグッズを配布しながら、違法な客引きの禁止や飲酒運転の防止等について協力要請を行いました。
その結果、訪問した飲食店の責任者から、「違法な客引きやスカウトは利用しません」 「車を運転する客にはアルコールを提供しません」との確約が得られるなど、安全安心な街づくりに向けて有意義な活動となりました。
※ 写真左から、出発式、仙台中央署長の挨拶、飲食店の訪問