気仙沼地区防犯協会連合会傘下の唐桑町南部防犯協会は、年金支給日の10月15日(金)、17人が参加してATMが設置されている地区内の金融機関等で特殊詐欺被害防止に向けたキャンペーンに取り組みました。実施場所は、唐桑郵便局、中井簡易郵便局、宮城県漁協唐桑支所及びコンビニ2か所の計5か所です。参加者は、のぼり旗を掲げながら、ATM利用者に「給付金の詐欺に注意を」「まずは相談を」などと特殊詐欺被害の防止を呼び掛けました。このキャンペーンは、気仙沼警察署生活安全課や唐桑駐在所とも連携しながら取り組みました。
仙台南地区防犯協会連合会傘下の茂庭台防犯協会は、全国地域安全運動の一環として10月17日(日)夕方、茂庭台地内の商業施設付近に13人が参加して、防犯広報や付近のパトロールに取り組みました。この取組みには茂庭台駐在所からも参加をいただき、駐在所員から地区内の治安情勢等について説明を受けました。防犯広報では、来客者や通行人にチラシや防犯グッズを配りながら、特殊詐欺被害の防止など防犯意識の高揚を呼び掛けました。その後、付近のパトロールに取り組みました。
大崎東部地区防犯協会連合会傘下の西古川地区防犯協会は、全国地域安全運動の一環として10月15日(金)午後、関係団体と連携し合計34人が参加して、防犯広報活動に取り組みました。この活動には、大崎東部地区防犯協会連合会、大崎市防災安全課、古川警察署生活安全課、古川西交番、三本木交番等の皆さんが参加しました。防犯広報活動は、JR西古川駅前で行い、横断幕、のぼり旗を掲げるとともにチラシを配りながら、駅利用者に「特殊詐欺被害防止」「少年非行防止」「子ども・女性犯罪被害防止」などを呼び掛けました。また、駐輪場においては、自転車の防犯登録やツーロックも呼び掛けました。駐輪場で自転車がパンクし途方に暮れる高校生を見た協会員が、自宅から空気入れなどを持ってきて修理してあげる一幕が見られるなど、地域の人たちの温かさが感じられる活動となったようです。
角田地区防犯協会連合会傘下の耕野防犯協会と大張防犯協会はこのほど、各種犯罪の抑止などに向け、丸森町耕野地区内に防犯カメラを設置しました。同防犯協会では、不法投棄など各種犯罪の抑止や行方不明者の発見などに活躍してくれるのではないかと期待をしています。今後は、両防犯協会が1年交代で設置を増やしていくこととしているそうです。
仙台南地区防犯協会連合会傘下の生出学区防犯協会は、全国地域安全運動の一環として10月17日(日)午前、茂庭地内のショッピングセンターに6人が参加して「防犯キャンペーン」に取り組みました。このキャンペーンに取り組んだのは、同協会の防犯実働隊と防犯婦人部の皆さんです。参加者は、各人が「特殊詐欺撲滅」「防犯パトロール実施中」など書かれたのぼり旗を掲げたほか、防犯チラシを来客に配りながら「皆で安心の街をつくりましょう」などと呼び掛けました。
大崎東部地区防犯協会連合会傘下の高倉地区防犯協会は、全国地域安全運動の一環として10月17日(日)、古川高倉地区に25人が参加して、「一斉防犯診断」を行いました。この防犯診断は、大崎東部地区防連、古川警察署生活安全課と連携して行い、高倉地区防犯協会からは、防犯委員、防犯実働隊及び防犯婦人部の皆さんが参加しました。防犯診断を実施するに当たり、10月6日(水)勉強会を開催し、古川警察署員から管内の犯罪情勢や防犯診断における留意点などについて指導を受けました。防犯診断当日は、5つの班を編成して合計350世帯に対し、作業所、倉庫などの施錠確認と侵入犯罪、車上狙い、特殊詐欺被害等の防止について注意を呼び掛けました。また、同地区は農家が多いことから、米泥棒や畑からの農産物盗難にも注意をするよう呼び掛けました。
気仙沼地区防犯協会連合会傘下の北防犯協会は全国地域安全運動期間中の10月17日(日)午前、実働隊の隊員8人が参加して、広報車を活用しながら防犯広報やパトロールなどに取り組みました。防犯広報では、広報車両4台を繰り出して、特殊詐欺被害の防止のほか、侵入盗犯罪の防止に向けた戸締り、自転車などの盗難防止に向けた保管管理などを呼び掛け、自主防犯意識の高揚と注意喚起を促しました。また、防犯パトロールでは、犯罪発生の抑止に向けて北区全域をパトロールしました。
大崎東部地区防犯協会連合会傘下の田尻地域防犯協会は、全国地域安全運動期間中の10月15日(金)、JA新みやぎ田尻支店と連携して特殊詐欺被害の防止に向けた啓発活動に取り組みました。この取組みには、田尻地域防犯協会、JA新みやぎ田尻支店、古川警察署生活安全課及び大崎東部地区防犯協会連合会が参加しました。同防犯協会では、当日が年金支給に当たっていたことから、JA新みやぎ田尻支店に協力を要請し、この要請を受けた田尻支店の窓口担当職員が来客にチラシや標語入りの防犯グッズを配りながら特殊詐欺被害の防止を呼び掛けました。
気仙沼地区防犯協会連合会傘下の唐桑町南部防犯協会は、全国地域安全運動期間中の10月13日(水)、17人が参加して唐桑小学校、同中学校の児童生徒に対する見守り活動に取り組みました。この取組みには、気仙沼警察署唐桑駐在所員も参加し、連携しながら行いました。参加者は、「みんなで守ろう 子どもの安全」、「地域の安全を守ります からくわ」などと書かれたのぼり旗や横断幕を掲げ、登校する児童生徒に声を掛けるなどしながら見守りました。児童生徒からは元気なあいさつが返ってきました。
大崎東部地区防犯協会連合会は10月6日(水)午前、関係機関・団体と連携し、大崎市立高倉小学校において不審者対応訓練を行いました。この不審者対応訓練には、高倉小学校の教職員や生徒、自主防犯ボランティアの「高倉っ子見守り隊」、高倉地区防犯協会、古川警察署生活安全課から約60人が参加しました。訓練に先立ち、警察職員が子どもを犯罪から守るために有効とされる行動指針「いかのおすし」(※)のパネルを使って、自分の身を守る方法について指導しました。訓練は、下校途中の児童が不審者に遭遇したが、これを回避するとともに通学路で見守り活動を行っていた自主防犯ボランティアの隊員に助けを求め、隊員がその児童を保護したのちに警察に通報するという想定で行われました。参加者はいずれも真剣なまなざしで取組んでいました。訓練後、児童からは「実際に不審者に遭ったら怖くて声が出ないかもしれないが、勇気を出して大きな声を出したい」、また、学校側からは「これからも防犯協会など関係団体と情報共有しながら地域と一体となった防犯対策を推進していく」などの声が聞かれ、大変有意義な訓練となりました。
(※)「いかのおすし」
「いか」:知らない人について(いか)ない、「の」:知らない人の車に(の)らない
「お」:助けてと(お)お声をあげる、「す」:(す)ぐに逃げる、「し」:周囲の大人に(し)らせる