〇 大野田防犯協会が各町内会と連携して取り組む
仙台南地区防犯協会連合会傘下の大野田防犯協会は春の地域安全運動期間中、各町内会と連携し4回延べ31人が参加して、夜間パトロール、防犯施設の点検等に取り組みました。この取組を行ったのは、大野田、西大野田、長町新田及び南大野田の各町内会です。夜間パトロールは、街頭における犯罪抑止、少年の非行防止と環境浄化、公共の場所における犯罪抑止等を目的に実施しました。これらを踏まえて主要道路、路地裏、公園の清掃状況、不審物(車・者)の確認を行いました。また、大野田小学校や富沢駅周辺で理由もなく子どもらが集まっていないかなども確認したほか街灯の点灯状況も見ました。この中で、歩道の補修、街路樹の伐採、新たな防犯灯の設置等の必要性も考えられたことから、今後さらに精査の上必要があれば区役所にお願いすることにしているそうです。
(大野田町内会の活動状況)
(西大野田町内会の活動状況)
(長町新田町内会の活動状況)
(南大野田町内会の活動状況)
〇 太白防犯協会が危険個所の調査等を実施
仙台南地区防犯協会連合会傘下の太白防犯協会は春の地域安全運動期間中の5月8日(土)、太子堂町内会と連携し5人が参加して、危険個所の点検や自転車の盗難防止に向けた放置自転車を確認しました。危険個所の点検ではポールや電柱などその安全性を点検するとともに公共の場所における犯罪の発生が懸念される箇所に対する警戒を行いました。放置自転車の有無等についても確認を行いました。
気仙沼地区防犯協会連合会傘下の気仙沼市西中央防犯協会は春の地域安全運動期間中、防犯実働隊から延べ約20人が参加して、本郷、南郷の各地区に対する青パトによる防犯パトロールや防犯施設の点検等に取り組みました。防犯パトロールでは、二人一組の班編成により青パトで通学路や公園のほか、ATM設置の金融機関、住宅地内における犯罪発生が予想される個所等を重点にパトロールを行いました。また、住宅地内に設置されている街灯等防犯施設も点検しました。この中で一か所不良個所を見つけたことから市役所に報告し修復することにしています。
大崎東部地区防犯協会連合会は5月14日(金)午前、関係機関・団体と連携し、大崎市立古川北小学校において「防犯教室」を開催しました。この取組は新入学児童に防犯意識を高めてもらおうと、同小学校1年生の児童43人を対象に行われました。古川北小学校は今年4月、富永、長岡、宮沢及び清滝の4小学校が統合して開校しました。防犯教室では、大崎東部地区少年補導員協会の協力を得て「いかのおすし」のパネルを使用し、警察署員が「命は一つしかない大切なもの。『いかのおすし』の合言葉で自分の身を守ってください」と、不審者への対処法や防犯ブザーの使い方について指導しました。また、少年補導員協会から「自分の命を守るために使ってください」と児童全員に防犯ブザーが配られました。その後、学校側から「スクールバスで通う児童が多く、バス停から自宅まで一人になる場合がある。今日のアドバイスを参考に児童の安全確保の対策に生かしていく」などとの声が聞かれ、有意義な防犯教室でありました。
仙台南地区防犯協会連合会傘下の郡山地区防犯協会は春の地域安全運動期間中4日間、約20人が参加して広報活動や巡回パトロール活動に取り組みました。広報活動では、青パトを活用して郡山地区全域に対し、空き巣等の侵入盗犯罪の防止、自転車盗難の防止、特殊詐欺被害の防止等を呼び掛けました。また自転車や徒歩による巡回パトロール活動では、郡山、八本松、東長町の各小学校学区内を対象に実施し、途中生徒の安全な下校を確保するために交通誘導等も行いました。
〇 六郷地区防犯協会(上飯田第一町内会)が小・中学校通学路で見守り活動等に取り組む
若林区防犯協会連合会傘下の六郷地区防犯協会は4月26日(月)、上飯田第一町内会の4人が参加して、青パトによる防犯パトロールを行いました。実施した場所は、六郷、沖野及び上飯田地区で、特に六郷小学校や沖野中学校の通学路のほか、東六郷コミュニティセンター、東六郷老人憩いの家等周辺をパトロールしながら、不審者(車)等に対する警戒を行いました。また、青パトを通学路等に停車させて見守り活動を行ったほか、主要交差点での交通監視活動にも取り組みました。
〇 六丁の目防犯協会が通学路における安全・防犯パトロール等に取り組む
若林区防犯協会連合会傘下の六丁の目防犯協会はこのほど、青パトによる六丁の目町内会地内の夜間防犯パトロールのほか、荒井小学校生徒の下校時間に合わせた安全・防犯パトロールを行いました。荒井小学校校門前の信号機がある交差点では、東西2か所に分かれて交通誘導を行いました。また、通学路に人員を配置して生徒が安心して下校できるように安全・防犯パトロールを行いました。
角田地区防犯協会連合会傘下の北郷防犯協会南江尻分会実働隊のほか、枝野、西根各防犯協会は春の地域安全運動期間中、地域の安全を守るために、巡回広報、防犯パトロール、防犯診断等に取り組みました。その概要は次のとおりです。
〇 北郷防犯協会南江尻分会が巡回広報等を実施
北郷防犯協会南江尻分会は5月8日(土)、同実働隊2人により、広報車を活用した巡回広報等に取り組みました。実施した地区は角田市南江尻地区の約70世帯で、侵入盗犯防止のための巡回広報を行って自主防犯意識の高揚を呼び掛けました。また、発生が予想される場所等を重点的に防犯パトロールも行いました。
〇 枝野防犯協会が防犯広報、防犯パトロールを実施
枝野防犯協会は運動期間中3日間、角田警察署枝野駐在所と連携し、会員延べ約30人が参加して防犯広報活動や防犯パトロールに取り組みました。運動初日には「地域安全運動実施中」と書いた横断幕9張、のぼり旗85本を公共施設や主要箇所に掲げて春の地域安全運動を展開中である旨の防犯広報活動を行いました。運動期間の中日には実働隊が中心となって枝野地区内全域に対する夜間の防犯パトロールに取り組みました。
〇 西根防犯協会が訪問診断パトロール等を実施
西根防犯協会は運動期間中3日間、角田警察署西根駐在所と連携し、防犯委員ら約90人が参加して西根地区全域に対し防犯パトロール車を活用した巡回パトロールや防犯診断を行いました。巡回パトロールでは、空き巣等窃盗犯罪の被害防止に向けた外出時のカギかけや特殊詐欺被害の防止を呼び掛けました。また、全戸に対する防犯診断パトロールでは西根駐在所発行の駐在所だよりと西根防犯協会が作成した特殊詐欺被害防止に向けたチラシを配りながら空き巣や特殊詐欺被害への注意喚起を行いました。
角田地区防犯協会連合会傘下の金山地区防犯協会は春の地域安全運動期間中の10日間、延べ約40人参加して広報活動や防犯パトロール等に取り組みました。広報活動では、空き巣等の侵入盗犯罪の防止に向けたポスターや看板を作成して各行政区ごとに掲示板や主要箇所に設置したほか、防犯広報車での音声による防犯広報を行いました。さらに、犯罪の発生が予想される地域や場所を重点とした防犯パトロールにも取り組みました。
仙台南地区防犯協会連合会傘下の緑ヶ丘防犯協会は春の地域安全運動期間中、役員、理事及び防犯委員9人が参加して、「緑ヶ丘地区内防犯地図」を作成するための実態把握を行っています。地域実態については、従来から、単年度ごとに引継ぎなどによって共有をしてきましたが、毎年、何人かが入れ替わるため、防犯地図の作成による情報の蓄積と確実な引継ぎが課題となっていました。このことから、防犯委員が自己の所属する町内会をパトロールする過程で得た情報(行きどまり道路、公園の死角となる箇所、人、車の通行量等)を地図上に記載していくこととし、その実態の把握に努めています。現在は未定稿ですが、地図の精度を高めるため、今後さらに実態把握に努めていくこととしているそうです。
気仙沼地区防犯協会連合会傘下の面瀬地区、唐桑町南部、馬籠及び北区の各防犯協会は、春の地域安全運動期間中、地域の安全を守るために、防犯パトロール、見守り活動、特殊詐欺被害防止キャンペーン、環境整備活動等に取り組みました。その概要は次のとおりです。
〇 面瀬地区防犯協会が見守り活動、防犯パトロール―を実施
面瀬地区防犯協会は春の地域安全運動期間中、9日間、延べ約30人が参加して面瀬地区内の面瀬小学校、同中学校の登下校時間にあわせて、新入学児童等に対する見守り活動を行いました。また、地域住民が利用する公園には「地域で守ろう子どもの安全」「特殊詐欺に注意」と書いたのぼり旗を設置して注意を呼び起こさせたりしたほか、二人一組になって地域内のパトロールを行いました。
〇 唐桑町南部防犯協会が特殊詐欺被害防止のキャンペーンを実施
唐桑町南部防犯協会は春の地域安全運動初日の4月15日(木)、地区内にあるATM設置のコンビニ、郵便局(唐桑、中井簡易)、漁協組合唐桑支所の各周辺に12人が参加して、特殊詐欺被害防止を呼び掛けるキャンペーンに取り組みました。この取組では、事前に犯罪情勢等の指導を受けるなど、気仙沼警察署生活安全課、唐桑駐在所の警察官と連携して行いました。横断幕を掲げながら行ったこともあり、ATMの利用者には関心を持っていただきました。
〇 馬籠防犯協会が防犯パトロール、環境整備を実施
馬籠防犯協会は5月14日(金)、15(土)の両日、6人が参加して、馬籠地内における防犯パトロールや草刈りなどの環境整備や美化活動に取り組みました。地域の安全を守る防犯パトロールでは、防犯広報車を活用して発生が予想される地区や場所等の対象を重点に行いました。また、犯罪の発生が起こりにくくするため、道端の雑草のほか、のぼり旗や立て看板、掲示板が見えるようにその周辺の草を刈り取る作業も行いました。
〇 北区防犯協会が防犯広報、パトロールを実施
北区防犯協会は5月16日(日)、6人が参加して北区地域内の防犯広報や防犯パトロールを行いました。この取組には、3台の広報車に二人づつ乗車して、空き巣等侵入犯罪被害防止、特殊詐欺被害防止等を呼び掛けました。また、地区内全域の防犯パトロールを行って不審者(車)等に対する警戒を行ったほか、危険個所や発生が予想される地域、場所等の点検も実施しました。
大崎東部地区防犯協会連合会傘下の中里北防犯協会は4月25日(日)、大崎東部地区防犯協会連合会と古川警察署生活安全課員と連携し、計15人が参加して防犯パトロールを実施しました。この取組は春の地域安全運動の一環として取り組まれたものです。この活動を実施するに当たり、事前に古川警察署生活安全課員から犯罪情勢や防犯パトロールのポイント等についてアドバイスを受けました。実施した地域は、大崎市古川中里北地内の飲食店や商店、民家、アパート等が混在するところで、日頃から防犯パトロールを通じて地域住民への防犯意識の高揚を図っていますが、今年の春の地域安全運動に対し気持ちを新たにして取り組みました。地域の方々から「ご苦労様」などと労いの言葉をいただき、協会員は活動の意欲が一層わいたようです。