公益社団法人 宮城県防犯協会連合会では5月28日(火)、仙台市内のホテル白萩において「令和6年度通常総会」を開催しました。
総会には正会員25名中14名が出席(委任出席を含む)したほか、11名が書面による議決権行使を行い、昨年に続き、通常形式で開催されました。
はじめに、県防連の姉歯和郎会長が開会の挨拶を行ったのち、宮城県知事(代理 池田敬之副知事)、宮城県議会議長(代理 伊藤吉浩環境福祉委員会副委員長)並びに宮城県警察本部長(代理 山田代幸生活安全部長)から祝辞をいただきました。
総会では事務局から定足数充足による総会成立の報告があったのち、定款に基づき、会長が議長となって、提案された第1号議案「令和5年度事業報告並びに収支決算について」及び第2号議案「会費等取扱規程の改正について」の2議案について、専務理事と事務局長が議案説明を行い、質疑を経て採決した結果、いずれも原案どおり承認されました。
さらに、3月27日に開催した令和5年度第2回理事会において承認された「令和6年度事業計画並びに収支予算(案)について」及び「資金調達及び設備投資の見込みについて」は専務理事から報告を行い、了承されました。
なお、「令和5年度事業報告(収支決算)」及び「令和6年度事業計画(収支予算)」については、(公社)宮城県防犯協会連合会のホームページで公開します。
〇 来賓挨拶
※ 左から、池田副知事、伊藤環境福祉委員会副委員長、山田生活安全部長の祝辞
〇 総会の様子
※ 左から、姉歯和郎会長の挨拶、監査報告、総会の様子
関係者各位
事務局業務の休止について
(公社)宮城県防犯協会連合会は、「令和6年度 通常総会」のため
令和6年5月28日(火)の事務局業務を終日休止
します(自転車防犯登録業務及び風俗環境浄化協会業務を含む)
ご理解の程、よろしくお願いいたします
令和6年5月20日
公益社団法人 宮城県防犯協会連合会
宮城県遊技業協同組合(以下「遊技業組合」)では、防犯訓練等において活用するため、5月14日(火)、宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)に防犯用のアルミ製刺股1本を寄贈しました。
遊技業組合は県防連の協助会員として、日ごろから県防連の行う地域安全運動に積極的に協力していますが、この日の贈呈では、遊技業組合の千葉昭雄専務理事が多賀城市の県防連事務所を訪れ、県防連の岡崎晃専務理事に刺股を手渡しました。
県内では、2021年11月、登米市の認定こども園に不審者が侵入する事件が発生して以降、こども関連施設を中心に防犯対策を強化する動きが強まっており、こうした中で、遊技業組合では、パチンコ店の閉店等によって不要になった刺股を有効に活用するため、希望する幼稚園や保育園に寄贈しているものですが、さらに今回、「防犯訓練等で広く活用してほしい」として、県防連に刺股1本を寄贈したものです。
今回寄贈された刺股はアルミ製で、先端のワイヤが当たるとアームが閉じて足を挟み込むタイプのもので、県防連の岡崎専務理事は「地区防犯協会の要望に応じて貸し出しを行い、地域防犯に活かしてもらう」と謝意を表すとともに、遊技業組合の千葉専務理事は「防犯訓練等で積極的に活用し、地域安全に役立ててほしい」と話していました。
※ 遊技業組合から県防連への刺股の贈呈
(公社)宮城県防犯協会連合会は、5月8日(水)午後1時30分から、宮城県多賀城分庁舎において、理事8名、監事3名が出席して「令和6年度第1回理事会」を開催しました。
理事会は姉歯和郎会長の挨拶に続き、岡崎晃専務理事と佐藤昭二事務局長が、第1号議案「令和5年度事業報告並びに収支決算について」説明を行ったのち、遊佐優一監事からの監査結果の報告、質疑を経て採決が行われ、原案どおり承認されました。
続いて、岡崎専務理事が第2号議案「会費等取扱規程の改正について」、第3号議案「顧問・参与の就任について」、第4号議案「通常総会の招集について」及び第5号議案「賛助会員の入会承認について」説明を行ったのち、質疑を経て採決が行われ、いずれも原案どおり承認されました。
また、姉歯会長、伊藤誠・上野吉榮の両副会長及び岡崎専務理事から、前回の理事会以降のそれぞれの職務執行状況について報告があったほか、事務局から5月28日(火)開催予定の通常総会について事務連絡がありました。
なお通常総会では、本日の理事会で承認された第1号議案「令和5年度事業報告並びに収支決算について」及び第2号議案「会費等取扱規程の改正について」が議案として提出される予定です。
※ 第1回理事会における審議の状況
(公社)宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)及び宮城県風俗環境浄化協会では、4月24日(水)、県防連事務所において、令和5年度の監事監査を受監しました。
監査は専務理事から令和5年度における県防連の事業報告、事務局長から収支決算報告を行ったのち、3人の監事が当該年度に係る会計帳簿や関係する資料を確認し、事業及び予算の執行状況について監査を行いました。
監査の結果について、各監事から
〇 各事業については、法令及び定款に従い実施されており、不正な行為や法令違反は認められない
〇 収支関係証書及び計算書類等は、適正に整理、保管されている
との講評があり、指摘事項はありませんでした。
この結果については、5月8日に開催予定の「令和6年度第1回理事会」及び5月28日に開催予定の「令和6年度通常総会」において、監事から報告されます。
※ 令和5年度監事監査の様子
令和6年4月1日
公益社団法人 宮城県防犯協会連合会
自転車防犯登録料等の改定について
自転車防犯登録料等が、下記のとおり改定されますのでお知らせします。
記
1 自転車防犯登録料
800円(非課税)に改定します(現行 600円)
2 有効期間
10年に改定します(現行 7年)
3 改定日
令和6年6月1日(土)登録分から
4 その他
新規登録以外(修正、削除等)は、現行どおり手数料は徴収しません
(自転車を購入した販売店にご相談ください)
ご理解のほど、よろしくお願いいたします
(問い合わせ 公益社団法人 宮城県防犯協会連合会 022-355-7401)
令和6年3月28日
公益社団法人 宮城県防犯協会連合会
事務局の業務時間の変更について
公益社団法人 宮城県防犯協会連合会事務局の業務時間が、下記のとおり変更になりますのでお知らせします。
記
1 業務時間
午前9時から午後4時30分までに変更します(現行 午前9から午後5時まで)
2 変更日
令和6年4月1日(月)から
3 その他
自転車防犯登録業務及び風俗環境浄化協会業務を含みます
ご理解のほど、よろしくお願いいたします
(問い合わせ 公益社団法人 宮城県防犯協会連合会 022-355-7401)
(公社)宮城県防犯協会連合会は、3月27日(水)午前10時30分から、宮城県多賀城分庁舎において、理事9名、監事3名が出席して「令和5年度第2回理事会」を開催しました。
理事会は姉歯和郎会長の挨拶に続き、事務局から提案のあった第1号議案「令和6年度事業計画並びに収支予算」、第2号議案「資金調達及び設備投資の見込み」、第3号議案「理事職務権限規程の改正」、第4号議案「就業規則等の改正」、第5号議案「賛助会員の入会承認」、第6号議案「事務局職員の採用」の6議案について、専務理事が提案理由の説明を行ったのち、質疑を経て採決が行われ、いずれの議案も原案どおり承認されました。
また、次に行われた会長、副会長及び専務理事による令和5年度の職務執行状況の報告では、姉歯会長から「青パトの贈呈と運用」、伊藤副会長から「ホットスポットパトロール実戦塾の開催」、上野副会長から「全国地域安全運動宮城県大会の開催」、さらに岡崎専務理事から「自転車防犯登録料の改定」等について、それぞれ説明がありました。
なお、県防連の今後の日程については、4月24日(水)の「令和5年度監事監査」、5月8日(水)の「令和6年度第1回理事会」を経て、5月28日(火)に仙台市青葉区のホテル白萩において「令和6年度通常総会」を開催することになっています。
※ 「令和5年度第2回理事会」の開催状況
県内の5大学(東北大学、東北福祉大学、東北学院大学、仙台大学、石巻専修大学)に在籍する40人の大学生で構成する少年健全育成ボランティア「ポラリス宮城」は、警察や自治体、少年補導員協会等と連携し、街頭補導活動、立ち直り支援活動及び社会参加活動等を通して少年の健全育成精神の普及や防犯精神の向上を図ることを目的に活動しており、県防犯協会連合会(以下「県防連」)では、その活動を積極的に支援しています。
これまで、「ポラリス宮城」の構成員として活動してきた大学生のうち、今年度でそれぞれの大学を卒業する7名に対する感謝状の贈呈式と令和5年度の活動報告会が、2月27日、大学及び警察関係者等約40人が出席して宮城県警察本部で開催されました。
感謝状贈呈式では、宮城県警察本部の山田代幸生活安全部長から卒業する7名に感謝状が贈られ、続いて山田部長から挨拶、県防連の姉歯和郎会長と県少年補導員協会の竹田英子会長から祝辞がありました。
「ポラリス宮城」は、構成する大学を4つの班(仙台A・B、石巻、大河原)に編成して活動していますが、活動報告会では、それぞれの班の代表者が、各地区の防犯協会や少年補導員協会と連携して取り組んだ街頭活動や社会参加活動について報告しました。
活動報告後、長年にわたって少年支援活動に取り組んでいる、仙台東少年補導員協会の菅野澄枝氏が「ボランティアの力」と題して講話を行い、「ボランティアってなんだ」「助ける力・助かる力・ありがとうの力」について、自らの経験を踏まえ説明しました。
最後に、「ポラリス宮城」を代表して、東北福祉大学4年の益田優子さんが挨拶し閉会しました。
<ポラリス宮城>
「ポラリス宮城」は少年の非行防止や健全育成活動に意欲と熱意のある大学生をボランティアとして登録し、街頭活動や社会参加活動等の支援を通して少年の健全育成に貢献することを目的に、平成16年から活動しています。
「ポラリス」とは星座の北極星を意味し、以前、北極星が航海時の道標であったように、「少年たちの道標として輝くボランティアでありたい」との願いから命名されました。(写真左は、昨年4月に行われた結団式の様子)
※ 写真左から、感謝状贈呈、山田生活安全部長挨拶、姉歯県防連会長祝辞
※ 写真左から、竹田少年補導員協会長祝辞、「ポラリス宮城」活動報告
※ 写真左から、仙台東少年補導員協会・菅野氏の講演、「ポラリス宮城」益田氏挨拶
(公社)宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)では、宮城県警察本部(以下「警察本部」)と共催で、県内の防犯ボランティア団体構成員等を対象に「ホットスポットパトロール(注)実戦塾」(以下「実戦塾」)を開催しました。その内容を紹介します。
〇 「ホットスポットパトロール実戦塾」を開催
県防連では、1月30日(火)、警察本部生活安全企画課と共催で、仙台市宮城野区文化センターにおいて、県内で自主防犯活動を実践している防犯ボランティア団体の構成員、自治体の防犯担当者及び企業のCSR活動実施担当者等約170人を対象に、「ホットスポットパトロール実戦塾」を開催しました。
実戦塾は毎年、警察と防犯ボランティア団体等との連携の強化や防犯パトロール活動時のポイントの習得等を目的に開催されていましたが、令和2年度以降、新型コロナ感染症の影響で中止しており、今回、4年ぶりの開催となりました。
はじめに、主催者を代表して警察本部の赤間博之生活安全部参事官が挨拶し、第一部では仙台大学体育学部の田中智仁准教授(犯罪社会学、警備保障論)が、「日常に潜む犯罪の危険~街、家族、そして自分を守るために」と題して講演を行い、地域住民が通勤、買い物、散歩等の日常の生活を通して、無理なく見守り活動に協力する「ながら防犯」の重要性について説明しました。
県防連ではこの講演に合わせ、実戦塾の参加者に全国防犯協会連合会で制作したパンフレット「ながら防犯・実践マニュアル」を配布し、「ながら防犯」への理解と積極的な実践を呼びかけました。
引き続き第二部では、県内各地区の防犯協会が運用している青色回転灯付き防犯広報車(以下「青パト」)に関して、警察本部の担当者から青パトを運用している担当者に対し、効果的なパトロールを実施するための具体的要領について講話がありました。
実戦塾の参加者から「ホットスポットに対して防犯パトロールを実施する際の「ながら防犯」の重要性や青パトを運用する際の着眼点等について知ることができた。犯罪被害の抑止に向けて、活動の一層のレベルアップを図りたい。」との声が聞かれるなど、有意義な研修会となりました。
(注) 「ホットスポットパトロール」とは、犯罪の起こりやすい場所(ホットスポット)に対する集中的なパトロールをいい、犯罪グループに犯行を断念させることが期待できるとされています。
※ 写真左から、赤間参事官挨拶、田中准教授講演、同講演資料
※ 写真左から、青パト研修会講師、実戦塾受講者、「ながら防犯」資料