1. 宮城県防犯協会連合会
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活動内容

全国地域安全運動における取組み 遠田地区防犯協会連合会

2025年11月12日

10月11日から20日まで実施された全国地域安全運動では、県内各地区の防犯協会が様々な活動に取り組みました。遠田地区防犯協会連合会においても、犯罪のない明るい地域社会をつくるため、児童から高齢者までの多様な年代を対象として工夫を凝らした活動を展開しました。その活動の一部を紹介します。

〇 多くの関係機関・団体が参加しての全国地域安全運動遠田地区出動式

全国地域安全運動に先駆けて10月8日(水)に、美里町防犯協会及び実働隊、涌谷町防犯協会、美里町防災管財課、涌谷町総務課防災交通班、遠田地区少年補導員協会、みらい子育てネット涌谷「童里夢」及び遠田警察署の総勢68人が参加して遠田警察署駐車場において出動式を開催しました。

出動式においては、遠田地区防犯協会連合会長(美里町長)及び遠田警察署長の挨拶に続いて、子育て支援団体である「みらい子育てネット涌谷『童里夢』」が特殊詐欺撲滅を願い作成した通帳ケースを美里・涌谷町長及び遠田警察署長に贈呈しました。その後、遠田警察署生活安全課長の号令で参加者が地域内のパトロールに出発しました。多くの関係機関・団体が参加しての出動式は、全国地域安全運動の周知とともに地域住民の防犯意識の向上が大いに期待できる活動になりました。

 

 

 

 

 

〇 中学生・高校生防犯ボランティア「アルカス」が中心となっての防犯・非行防止キャンペーンなど

※ アルカスとは小学生、中学生、高校生の子供たちで構成され、主体的に健全育成活動や非行防止活動に参画することにより、自らの規範意識、防犯意識を高めるとともに、子どもたちの視点からより良い地域環境づくりを目指して活動するボランティアです。

10月15日(水)朝の通勤・通学時間帯に、宮城県小牛田農林高等学校アルカス、美里町防犯協会及び遠田地区少年補導員の総勢23人が参加して、JR小牛田駅構内において痴漢・盗撮被害防止、自転車盗難防止及び特殊詐欺被害・加担防止を呼び掛けるキャンペーンを実施しました。キャンペーンでは、アルカスと同じ年代の高校生を中心に呼びかけを行いました。アルカスに所属する高校生からは、充実した活動に満足する声が聞かれるとともに、チラシや啓発グッツを受け取った高校生からは同年代の高校生が参加する活動に興味と刺激を受けている様子がうかがえました。

 

 

 

 

 

また、10月16日(木)夕方の買い物客が多い時間帯に、宮城県涌谷高等学校アルカス「涌高ふれあい隊」が中心となり、涌谷町防犯協会、遠田地区少年補導員協会及び遠田警察署が参加して総勢22人により、イオンスーパーセンター涌谷店において万引き防止等キャンペーンを実施しました。キャンペーンでは、来店客に対してチラシや啓発グッツを手渡しながら、万引き防止、自転車盗難防止及び特殊詐欺被害防止などを呼び掛けるとともに、テナント店をまわり、店舗従業員に対しても防犯活動への協力を呼び掛けました。来店客や店舗従業員からは、参加した高校生に対して、「がんばってね」などのたくさんの温かい声が掛けられるなど、とても充実した活動を行うことができました。

 

 

 

 

 

美里町立美里中学校では、アルカス活動として、中学生と遠田地区少年補導員が意見交換を行う対話会を実施しました。対話会のテーマは、「インターネットの安全利用について」で、初めに遠田警察署員からインターネットの危険性についての説明があり、その後、参加した美里中学校アルカス20人を4つの班に分け、それぞれの班に少年補導員が加わり討議を行いました。その後、各班の意見発表に続いて、参加者全員が今後気を付けたいことをカードに書き込み、発表しました。今年度に町内の3校が統合し開校した美里中学校においては、今回の活動が最初のアルカス活動でしたが、活発な討議や意見の発表が行われ、とても有意義な活動になりました。

 

 

 

 

 

〇 地域イベントにおける防犯キャンペーン

美里町防犯協会は、10月12日(日)に美里町地域おこし協力隊が企画したお祭り「みさとっこマーケット」会場において、防犯キャンペーンを実施しました。キャンペーンでは、防犯協会員が特殊詐欺被害防止を呼び掛けながらチラシや啓発グッツを配布しました。地域の方がたくさん訪れる地域イベントにおいて、幅広い年代の方に被害防止を呼び掛けることができました。会場内には、「#みんとめ みんなでとめよう‼ 国際電話詐欺」のブースが設けられ、5名の方が国際電話の利用休止を申し込まれました。

 

 

 

 

 

活動内容一覧

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