10月11日から20日まで実施された全国地域安全運動では、県内各地区の防犯協会において様々な活動が展開されました。その中で、大崎東部地区防犯協会連合会が地域の実情を踏まえて行ったコンビニエンスストア責任者を対象とした研修会について紹介します。
大崎東部地区防犯協会連合会では、地区内において特殊詐欺被害が急増しており、また酒に酔った少年が犯罪被害に遭う事案も発生したことから、特殊詐欺に利用される電子マネーカードや酒類を取り扱う地域内のコンビニエンスストアー責任者を集め、研修会を実施しました。
研修会は、10月15日(水)、大崎東部地区防犯協会連合会が古川警察署や大崎東部地区少年補導員協会、大崎東部地区学校警察連絡協議会と連携して実施したもので、大崎市図書館多目的ホールにおいて、地域内コンビニエンスストア責任者35名を集めて行われました。研修会では、参加者に対して特殊詐欺の発生状況や少年非行の現状を説明した後、若手警察官により電子マネーカードを大量に購入する客への声掛け要領や少年が酒類・タバコを購入しようとした際の対応要領について解説した寸劇を披露しました。そして、最後に参加したコンビニエンスストア責任者が意見発表を行い、各店舗の取組みについて情報共有を図りました。
※ 大崎東部地区防犯協会連合会会長の挨拶

※ 古川警察署員による寸劇

※ コンビニエンスストア責任者の意見発表
