10月11日から20日までの10日間、全国地域安全運動が実施されました。この運動に合わせ、県内各地区の防犯協会では、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、それぞれが工夫を凝らし、様々な活動を展開しました。
その中で、今回は大崎東部地区防犯協会連合会の取組みについて紹介します。
『JR西古川駅前における防犯キャンペーン』
大崎東部地区防犯協会連合会では、10月14日(火)、西古川地区防犯協会及び同地区各種団体(保護司、更生保護女性会、民生児童委員、東大崎防犯協会、日本語学校生徒)のほか、古川警察署及び大崎市役所等と連携し、30人が参加して全国地域安全運動の運動重点や当該地域で多発している自転車盗難被害防止を呼び掛ける防犯キャンペーンを実施しました。
この日の活動は、通勤・通学のためにJR西古川駅を利用する方々に、運動重点である、〇特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害防止、〇子どもと女性の犯罪被害防止、〇万引きの被害防止の3点とともに、古川警察署管内で多発している自転車盗被害防止のために「鍵かけ・2ロック」を呼び掛けました。参加者が横断幕やのぼり旗を掲出して、防犯チラシやグッズを配布しながら、駅を利用する一人ひとりに注意喚起を行い、併せて青パト隊による巡回パトロールも行いました。
防犯協会連合会の呼びかけに多くのボランティア団体の方が参加してくださり、大崎東部地区の防犯意識の高さが再認識された活動でした。
※ 防犯キャンペーンの様子

『三本木地域防犯協会による防犯キャンペーン』
大崎東部地区防犯協会連合会の三本木地域防犯協会では、10月15日(水)、大崎市役所三本木総合支所、古川警察署及びJA古川南部支店等と連携し、11人が参加して特殊詐欺被害の抑止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。
この日の活動は、JA古川南部支店と三本木郵便局の協力を得て、2ヶ月に一度の年金支給日に合わせて実施したもので、参加者が金融機関を利用する高齢者を重点に、防犯チラシやグッズを配布しながら特殊詐欺被害防止について注意を呼びかけました。さらに、国際電話番号を使って詐欺の電話をかけてくる手口が多くなっていることから、国際電話の発着信を休止できることを呼びかける「#みんとめ」についての周知広報も行いました。防犯チラシを受け取った方からは、「知らない電話には出ないようにします」との声が多く聞かれ、参加者の思いが地域の方々にしっかりと伝わったとても有意義な活動になりました。
三本木地域防犯協会では、今後も関係者が連携し、継続して特殊詐欺被害防止広報に取り組んでいくことにしています。
※ 防犯キャンペーンの様子
