「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」が関与していると思われる強盗事件が全国で発生していることを受けて、県内の各地区防犯協会では、自治体や警察と連携して防犯診断が実施されています。今回は、夏の地域安全運動として加美地区防犯協会連合会が実施した防犯診断について紹介します。
1 加美町小野田雷行政区での防犯診断
加美町防犯指導隊では、7月18日(土)午後6時30分から同8時までの間、指導隊第2分隊員9名、加美町小野田支所員2名、小野田雷行政区長、加美警察署小野田駐在所員の総勢13名により、加美町小野田雷行政区の24世帯に対して防犯診断を実施しました。雷行政区は農村地帯であり、多くの世帯が農家です。家屋周辺にスコップや鍬などの農具を放置している世帯も多く、無施錠で駐車されている車両もみられました。スコップや鍬などは犯行に使われたり、無施錠の車両は標的にされたりする可能性が高いことから、加美町が作成した「防犯診断カード」を活用して防犯診断を実施し、併せて特殊詐欺をはじめとした犯罪被害防止のチラシを交付して防犯指導を行いました。(防犯診断で活用した「防犯診断カード」の写真)

2 加美町東町行政区での診断
加美町防犯指導隊では、7月25日(土)午後6時30分から同7時30分までの間、指導隊第2分隊員13名、加美町宮崎支所員、東町行政区長等4名、加美警察署宮崎駐在所員の総勢19名により、加美町東町行政区の35世帯に対して防犯診断を実施しました。防犯診断では、家屋の施錠状況、駐車車両の施錠状況や農機具等の放置の有無を確認の上、住民の方への防犯指導を実施し、併せて特殊詐欺やトクリュウによる強盗・窃盗事件に関する注意喚起を行いました。住民の方からは、「トクリュウの話を聞いたので、戸締りをしっかりします」「特殊詐欺被害のニュースをよく聞きますが、お巡りさんから直接説明を聞いたので、より一層気をつけます」などの話があり、自主防犯意識の高まりを実感することができました。(防犯診断の開始前ミーティング、住民への防犯指導実施状況の写真)
